痛みにおける症状と原因①

テーマ:治療について

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初回は治療に入る前のお話です。主に整骨院へ行く方向けに書いています。

痛みと症状について

みなさんが治療を受けに整骨院へ行く目的は、痛みや体の不調を治すことだと思います。

そして現在の治療のほとんどが痛みに対して行う方法、違う言い方をすれば対症療法です。

肩が痛ければ肩の痛みをとるために肩を押す。揉む。腰が痛ければ腰を揉む。

熱が出たら解熱剤を飲むなど、その時その時の症状に応じた対応をします。

そのやり方も「今、痛いのを治す」には良い方法です。

しかし、痛みという結果だけを追っていくと見失ってしまうものがあります。

それは原因です。この原因が重要です。

第二話は、痛みと原因です。

痛みと原因を深くお話しします。

痛みと原因を火事で例えたりもします。

火事が起きると火災報知器が作動して警報が鳴りますね。

ここで火を消さずに火災報知器だけを切ると、どうなるでしょう?

火災報知器が鳴らない状態で火事が続きますから、次に火災報知器が鳴った時は前回の時よりも火事自体が拡大している可能性が高いです。

隣の家や隣の部屋の報知器が鳴ったと考えて下さい。

痛みや違和感は身体のサインです。

ある特定の動きをした時に身体が痛くなったりしたら、

それは、そこを動かさないでねという信号を脳が発しているからです。

その信号を無視しし続けると脳は最終的により強い痛みという信号をだしたり、

身体自体を動けなくします。

第三話は治療内容についてです。

原因をいくつかのカテゴリーに分けると

1、体の問題

2、メンタルの問題

3、エネルギーの問題

4、魂の問題(ちなみに宗教などは、あまり関係ないと思います。)

などに分けられると思います。

3と4については??かと思いますが、1と2には皆様心あたりあると思います。

いずれにしろ身体に出ている不調の原因を一つに断定するのは非常に難しいです。

複合的なケースもあれば、3から順に発生していたり4から順に発生していたりもします。

なので巷で見かける原因を解消する治療といっても、肉体レベルの話に限られるところが多いかもしれません。

鍼や、お灸で氣の流れを・・・などは先ほどの3番に入るのかな?とも思いますが。

(注:決してそれらの肉体的治療を否定したり、誹謗中傷するつもりはありません)

肉体レベルの原因を解消するにしても、特定するのは非常に困難です。

なので拙院がさせていただいている治療は肉体レベルの問題に関してはの施術は患者さまの脳に訴えるものです。

脳ならその患者さまの全てのデータを把握してます。

なにやら治療のお話をするつもりが少し脱線気味でしたね

次回は治療のお話と、人は人を治せないお話です。

 

第四話は、人は人を治せない。です。

前回、拙院がしている治療は脳に対しての治療だと書きました。

それは体のすべてを把握しているかとも書きました。

それはどういうことかというと、人間の脳には自覚できるできないに関わらずすべての記憶が眠っています。

その人の一番良い状態も脳は把握しています。

私たちの完全な健康状態の設計図も入っています。

だから怪我をすると、脳の記憶に眠っている私たちの完全な健康状態の設計図と違った状態を脳が感知して、
その部分に対して修復させようとする指令をだします。

なぜ人が転んで擦り傷をしたりすると勝手に治っていくのか?

つまりそれは、自分の脳が治しているんですね。

転ぶ→怪我する→血が出る→脳が異常を感じる→正常な健康状態の設計図に基づいて修復を始める→治っていく。

細かい話は難しくするだけなので割愛していますが、簡単な体の修復過程です。

だから治療する側は、患者さまを治すことはできません。治療する側には痛みを治す力はありません。

治療する側にできることは、患者さまの治る力を最大限に発揮し、
その方にとってベストな状況になっていけるお手伝いをすることだけです。

拙院がさせていただいている治療法でいうと、脳の記憶を呼び覚まし、崩れてしまった身体に、
もとの良い状態を「思い出させる」治療法です

治療家は骨折の患者さまの骨の位置をくっつきやすい位置に戻すことはできても、
くっつけることはできないんです。

私たちにできることは入口までお連れすることであって、ゴールに導くことではないと私は考えます。

その辺をふまえて
次回は「患者さまが求めていることと、患者さまの体が必要としていることは違う」
ということに関して書きます。

第五話「あなたが求めていることと、あなたの体が必要としていることは違う」

僕は接骨院に勤めている時に聞いた会話が

先生→「今日は調子いかがですか?」

患者さま→「今日は肩が重いので10分長くマッサージして下さい」

先生→「はい、わかりました。それでは今日は肩を中心にいつもより10分長くやっていきますね」
マッサージを始めてみて

先生→「強さは大丈夫ですか?」

こんな会話をよく耳にします。もちろん私も昔はこんな感じでした。

でもこれちょっと違和感の覚える会話なんですね。

ちなみに 先に申し上げると、これがいけないという訳ではありません。

こんなやり方があっていいと思います。

ただ、これにはいくつか疑問があります。

あくまで患者さまのお身体を根本的な点から治療するという観点からの疑問ですが。

火災報知器の話も思い出してみて下さい。

① 肩を中心にやることが本当にその方の肩を快方へ向かわせることになるのか?

② 10分長くマッサージすることを患者さまが決めていいのか?

③ 強さの基準も患者さまが決めていいのか?

ざっと挙げただけで、これだけの疑問が浮かびます。

これはなかなか患者さまの側からはわかりにくい疑問かと思います。

見方にもよりますが、
意固地な先生だな。と、考える患者さまも少なくないかもしれません。

少し長くなりましたので、
以降はそれぞれの疑問符に対して拙院の見解を申し上げていきたいと思います。

続「あなたが求めていることと、あなたの体が必要としていることは違う」

先生と患者さまの一連の会話を通して、

「原因に対する治療をする」…

という観点からみた疑問を前回3つ挙げました。

今回はそのうち①の疑問に対する見解を話していきますね

まず、患者さまの「肩が辛いので肩を中心に10分長くやってください」との要望に対して

大抵は先生が肩を中心にマッサージをしていくなり、骨格矯正をしますね?

でもこれ、本当にいいんでしょうか?という疑問です。

まず患者さまにお考えいただきたいのは

・検査はされましたか?

・肩が凝ったら肩をマッサージ、当然やれば血流が良くなるし、押されたら気持ちがいい。でもその先を見据えてますか?

・次の日には元に戻ってないですか?

・次の日と言わずとも2~3日で戻ったり最悪の場合悪化してないですか?

・その症状、何年も持っていませんか?だんだん押される強さが増してませんか?

など、患者さまが当たり前のように受けられている施術にもたくさんの疑問があります。

先生側に対しても疑問があります。

・「患者さまが肩が辛いから肩を押してと言ったことに対してどう思いますか?」

・それが先生が考えられるベストな選択ですか?

・もっといい方法がありませんか?それを提供しようとしていますか?

・毎日いらっしゃる患者さまへの施術を流れ作業的にしてませんか?

・患者さまのおっしゃることに対してYesマンになってませんか?

・・・等々

挙げたらたくさんありますね?

例えば内科に行った際に僕らはドクターに対して
「~の症状があるから~っていう薬を出して」

とは言いませんよね?ドクターの指示を仰ぐと思います。

それは患者さま側に身体やお薬の知識がないからドクターに対して最善の対策を仰ぐからだと思います。

接骨院や治療院の先生はドクターではありませんが、身体の筋肉・骨格などに対しては専門家です。

指示を仰いでみたらいかがでしょうか?

しかしそれでもなかなか良くならない、なんかずっと同じことを繰り返している。

なんか悪化してる気がする・・・

という方は一度治療の方向性を考えられてもいいかなと思います。

こんなことを言った以上、拙院で良ければ可能な限り相談に乗らせていただきますのでご連絡ください。

今回の最後に

決して患者さま、先生方の方針、やり方を否定するつもりは一切ありません。

いろんなやり方があっていいと思います。それで救われていらっしゃる方もたくさんいるからです。

次回は②の疑問に対して書いていきます。

続「あなたが求めていることと、あなたの体が必要としていることは違う」

前話の続きです。
もう前回でほとんど大事なところには触れたので今回は②と③の疑問の両方に対して書いていきます

②「肩が辛いので10分長く揉んで下さい」
というフレーズについてと

③身体を押す強さも患者さまが決めるべきかどうか

についてですね。

②と③はどちらも似たような内容の疑問なので一緒に答えますね。

正解、不正解は一切ありませんが私の見解を申し上げると危険。です。

なぜか?

みなさん風邪薬飲むときの用法、用量はどうされてますか?

処方薬にしろ、ドラッグストアで購入したものにしろちゃんと裏面の説明を読んで自分に見合った量を飲みますね。

用法、用量以上のお薬を飲むと身体に負担をかけるからです。

だからこそ用法、用量が決まってるんですね。

マッサージにしろ鍼にしろお薬にしろ身体にとっては刺激です。

その方にとってベストな刺激量があります。

人それぞれ一回に受けられる刺激量には限界があります。

コップに容量以上にお水を入れたら溢れますね?この溢れたお水はどこへ行くんでしょう?

マッサージでもなんでもそうですが、患者さまの身体が必要としている刺激量以上の刺激を入れたら、必要とされなかった刺激はどこへ行くんでしょう?

物理学にもあるようにこの世界にはエネルギー保存の法則があり、

発生したエネルギーはなくなったりしません。必ずどこかへいきます。

必要とされなかった刺激は患者さまのお身体にダメージとして溜まります。

長時間の施術のあとにダルさや痛み、翌日の筋肉の痛みを感じたことのある方は少なくないと思いますが

それは身体に入った刺激がダメージになってしまった可能性が高いです。

拙院、私はマッサージも関節をボキッとならす矯正のようなものもしませんので

長くマッサージして下さい。

や、

もっと強く押して下さい。
と言われることはありませんが、もしそんな要望をお持ちのようでしたら今回の話を思い出して下さい

次回は、
原因に対する治療からみた疑問、患者さまが求めていることと患者さまのお身体が必要としていることは違う

の結論編です。

最終「あなたが求めていることと、あなたの体が必要としていることは違う」

という疑問の結論編です、

①肩がつらいから肩を揉む

②いつもより10分長くマッサージして下さい

③マッサージの強さは患者さま側の基準に合わせる

と3つの疑問に対して話をしてきました。

この3つの疑問に共通していることは「患者さまが施術の内容を決めている」ということです。

何度も申し上げますがそれが悪ではありません。ただ治療という意味で危険な要素があるだけです。

この患者さまのご要望は患者さまがご自身のお身体の症状(痛みや不快感)を取り除きたい一心でのことと思います。

その症状を取り除くために「気持ち良さ」や「スッキリ感」、「やってもらった感」、そして例えば「押されることによる痛み」なんかをお求めになっていることもあると思います。

上記のこの患者さまのご要望は患者さま目線のものですね?

例えば患者さまが医療に関する知識を深くお持ちであれば、それもいいと思いますが、

ご自身の経験則だけでの判断で施術内容を決定されるのは風邪薬を説明書を読まずに大量摂取するのと同じです。

必ずしもご自身が主観で求められていることと、患者さまのお身体や、お身体を治すために働いている脳が求めていること、
必要としていることは違うことが非常に多いです。

医療に通じる方なら聞いたことがあると思いますが、肩凝りや筋肉の張りは内蔵からもくるし、ストレスからもきます。

今は巷に接骨院が乱立しており、施術する側の技術力は本当にピンキリです。

だからこそ施術を受ける側はちゃんとした目を持たないと知らない間に悪化していることが多々あります。

もしお身体に不調があって接骨院、整体、治療院に足を運ぶ際は

①ちゃんとした再現性のある検査をされたか?

②先生は患者さまの言われるがままに動いてないか?

③施術の説明はされたか?そしてその説明に根拠はあるか?

など、一度考えて下さい。

世界でたった一つのご自身のお身体です。

様々な出来事のある人生を乗り切るための大切なこの世でたった一つしかない身体です。

くれぐれも大切にして下さい。

何かお身体のことや接骨院のこと、身の回りのことで疑問やお困りのことがあればいつでもメッセージして下さい。
私にできる範囲のことはさせていただきます。

長くなりましたので、続きはこちら。
今あなたが受けている治療は原因に対する治療になっているのか?

 

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